写生地 東端の観音崎  

 観音崎灯台を中心に岬一帯が県立観音崎公園に整備されているところで、海洋資料を展示した自然博物館や広大な八つの園地からなり、浦賀水道を行きかう船舶の航行が眺望できる。岬の突端に立つ八角形の観音崎灯台明治2年にわが国初の洋式灯台として建てられ有名である。描くとなると早朝から筆を持たないと逆光になり忙しいし画題としてはもうひとつ食指が動かないように思うが、点灯される夕ぐれ時の燭光は見る人によってはエキゾチックな情感がある。

観音崎灯台

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