写生地 三浦半島 

 神奈川県の南端に突きでた海岸線は変化に富み、大自然の景観に恵まれ四季を通じ観光施設の備えた行楽地として知られている。日本各地がそうであるように、開発と観光化により変貌し続けるのは三浦半島も負けていないようだ。昔は漁村風景といえば房総半島であり伊豆半島があってで三浦半島は横須賀という軍港や要塞地帯にあり、あまり親しまれていなかったことも一つの理由で、写生地として首都圏に近いのに訪ねる人は少ないように思う。

 三浦半島の海岸線全体の紹介は避けて最東端から最南端にかけての荒波に砕け散る荒波の造り出した奇岩や岩礁、断崖に立つ白亜の灯台、海蝕洞など変わらぬ自然のある海辺を歩く。

 

 

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