母の想ひ出

 米英と戦争こと故、炊出しに家を守り子供達は手のかかる一方食糧難。農家の畑仕事に町内会、隣り同士で荷車を押し食糧増産で毎日のように力仕事で精一杯働いていた小柄な母の姿が今も目に残る。

 当時の飲料水は井戸水で、天秤棒の前後にかけた桶の水が波打ち、夕方には母はビショビショだった。大変気力のある母親の姿が印象に残っている。

 

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