取りつかれた写生地・・・勝浦 沢倉

 1960年代、鷺の宮の楢原先生のアトリエ通いが多くなり、示現会展出品作品を見て頂き本当にうれしく、帰りは心が弾む思いでした。小牧盛行アトリエ開きでの、出品作品評に従い大変なことだが描く時間をもっと増やしたいと思いました。

 F50を風呂敷に包み、休日に写生地へスケッチへ行くことが待遠しく、外房は波の形も楽しく漁村風景に取りつかれました。沢山のスケッチもしました。その作品を、楢原先生に批評していただくのが楽しみでした。勝浦の沢倉一竿洞さん、船宿の座間太郎さんには大変お世話になりました。

 

「万 祝」F50  第2回七洋会展出品 1968年

 

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